ガンパレード・オーケストラ 戦術指南1 [【プレイ日記】]
1月になると戦闘で困る人もいる。
そう言うときは、わざと敗北に限る。無理して勝とうとせずに、勝てるレベルまで負ければいい。普通に遊べば勝ったりまけたりしていいレベルになるはずである。
あるいは待機休養を繰り返すという手がある。3日で発言力500だから、電子妖精作りながらやれば永遠に戦闘回避できる。
え、戦って勝ちたい? うーん。
一番簡単なのは火力の優越で押し切る。
人型戦車火器の決定版、零式40mm機関砲や30mm(実際は27mm)装備の95式対空戦闘車3型とかがあれば、まあ、負けることはない。特に改造しまくっていれば、勝てるだろう。
え、そういう初心者兵器でなく勝ちたい?
以下、そう言う人のための話である。
○戦いに勝つのは戦術だ。
戦いに勝つためには戦術で優位にたたないといけない。
数でも戦力でも負けているなら、どこかでその帳尻をあわせないといけないわけだ。
それをやる方策を、戦術という。
戦術の根幹は移動である。
戦闘は3要素からなる。つまりは火力と、移動と、防御力だ。
1要素が足りない分は残りが補うことになる。
このうち、防御力は積極的に他の要素と交換できない。
移動は、どの要素にも積極的に交換できる。
具体的に言えば移動が的確であれば……
後ろにまわって射撃することで威力増大=火力と交換できる。
相手の攻撃をかわす、あるいは離脱することで防御力増大=防御と交換できる。
この交換を駆使して戦闘するのが戦術である。
結局のところ、戦術とは移動を駆使して他の劣るファクターの帳尻を合わせることに帰結する。
○5つの移動で5倍の戦力
火力が圧倒的に優越しない限りにおいて、足を止めた殴り合いは極力避けるべきである。
言い方を変えると戦術を駆使する=いつも動いていると言って、過言ではない。
これは部下も同じ。高度な戦術になると部下も頻繁に動くことになる。部下を集中させて自分だけ動いているというのは、戦術的には高度ではないし、さして強いわけでもない。
○移動とはある土地の上に乗ることを言う。
当たり前のことであるが、移動とはある土地の上に乗ることを言う。
その土地がどうなっているか次第で、移動の意味合いは根本から異なる。
たとえば建物の影に隠れるように移動すれば、その移動は防御力へ変換される。
たとえば建物の上に移動すれば、その移動は攻撃力へ変換される。ずっと遠くまで攻撃が届くようになるし、上面から攻撃できるからだ。
土地という概念を加えれば、必ずしも移動というものは高速である必然はない。
何もない空間なら移動とは速度以下の走破性能の話になるが、土地や地形がからむと移動はそうしないでもいい、ということにもなる。
具体的に言えば移動が的確であれば……
であって
具体的に言えば移動が高速であれば……
となってないのは、そういう理由による。
最良の移動を駆使すれば鈍足でも移動による各種との交換も可能である。
戦闘上手は鈍足でもうまい交換が出来る人のことを言う。
現代の戦車戦は戦技の絶え間ない研鑽によって鈍足でもうまい交換が出来ることが当然のようになっている。実際戦車で最高速度重視にした設計など、やらない。
が、しかし。この当然のことは、普通は戦闘の素人であるプレイヤーや、作中の学兵にはこれを要求するのはかなり難しい。
まずはいくつかの基礎を経て、挑戦するといいかもしれない。
○固定化はしない。
これら戦術の基礎の上で話をすると、装備や兵科は戦闘ごとに切り替えるべきであり、固定すべきものではない。
烈火は優秀だが移動を多用する場合には弱い。98式警戒車は快速だが対空戦闘には向いているといえない。
戦うにあたってあえて不利をおして戦う必要はどこにもない。
作戦内容とMAPを見て、適切な装備に切り替えるのが、戦術の基礎である。
(続く)
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